白髪染めでかぶれるリスクが低いノンジアミン製品7選

 

白髪染めでかぶれる原因の1つに、酸化染毛剤に含まれるジアミン系染料が挙げられます。

 

ジアミン系染料に対してアレルギー反応を起こし、頭皮が赤くなったり湿疹が出たりと、かぶれの症状が起こります。

 

一度かぶれてしまっても、なんとか白髪を隠したい、という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、白髪を目立たないようにしながらも、ジアミン系染料を含まないノンジアミンの白髪染めにはどんなものがあるのかをご紹介します。

 

白髪染めでかぶれたら成分の確認を

一般的な白髪染めの特徴

世界的に広く使用されている一般的な白髪染めは、美容室でも多く使われるほか、ドラッグストアなどでも販売されています。

 

厚生労働省では医薬部外品として位置付けており、永久染毛剤のうちの酸化染毛剤に分類されます。

 

酸化染毛剤の多くは、過酸化水素水で髪の色素を脱色してから染料を定着させるため、数ヶ月間に渡り白髪が目立たなくなるのがメリット。

 

その一方で、酸化反応によって髪や頭皮へのダメージがあるため、かぶれや髪が傷みやすくなる点がデメリットと言えます。

 

ジアミン系染料成分でかぶれることも

酸化染毛剤の染料として主に使われるジアミン系染料は、「パラフェニレンジアミン」、「硫酸トルエン-2.5-ジアミン」、「パラアミノフェノール」などが主な成分で、かぶれを引き起こしやすいことがわかっています。

 

白髪染めでかぶれを起こした方は、ジアミン系染料の成分によってアレルギー反応を起こした可能性があるため、まずは皮膚科などで診察を受けましょう。

 

どんな成分でかぶれたのかを把握することが大切ですが、白髪染めには多くの成分が入っているため、皮膚科であってもアレルギーの原因となったアレルゲンを特定できないことがあります。

 

その場合は、白髪染めを施術した美容師に成分を確認する、または購入品の成分表に記載された白髪染めの全成分を確認してください。

 

たとえ軽度の赤みであっても、かぶれの症状が起きると体内で抗体ができるため、確認した成分が入った白髪染めは二度と使えないので注意しましょう。

 

ジアミン系染料を含まない白髪染めの特徴

 

ジアミン系染料を含まないノンジアミンの白髪染めには、半永久染毛料と一時染毛料とがあり、厚生労働省により化粧品として分類されています。

 

半永久染毛料や一時染毛料は髪を脱色しないため、髪の傷みやかぶれるリスクが低いメリットがありますが、永久染毛剤と比較すると色持ち期間が短いのがデメリットです。

 

また、ジアミンアレルギー※でかぶれた方でも試すことが可能ですが、白髪染めのどんな成分でかぶれたのか不明な場合は、この限りではありません。

 

かぶれにくいとはいえ、体調不良時の使用は控え、念のためパッチテストを行うことをおすすめします。

 

※ジアミン系染料にアレルギー反応を示してかぶれたことを、通称ジアミンアレルギーと呼ぶことがあります。

 

ジアミンアレルギーの人でも使える可能性がある白髪染め7つ

 

ノンジアミンカラー

ノンジアミンカラーとは、ジアミン系染料を一切含まないヘアカラーリング剤のことを言います。

 

合成染料の中では刺激が低い、HC染料と塩基性染料を染毛料として使用することが多く、髪の色素を抜く過酸化水素を使わないのが特徴で、3週間程度色持ちします。

 

ノンジアミンカラーを扱う美容室は比較的全国にあるので、ご自宅の近くにないか確認してみてください。

 

また、美容師に過去にどんな白髪染めでかぶれたのかを伝え、同じ成分が含まれていないかを調べてもらいましょう。

 

メリット

  • 刺激が少ないため、かぶれのリスクが低い
  • 1度の施術で根元から染めることが可能
  • 酸化染毛剤のような刺激臭が少ない

デメリット

  • 色持ち期間は3週間程度とやや短い

 

ヘアマニキュア

ヘアマニキュアは、髪の内部に浸透する酸性染料を用いて白髪を目立ちにくくします。美容室では酸性カラーというメニュー名のことがありますが、ヘアマニキュアと同じ意味です。


メリット

  • かぶれにくい
  • 髪が傷みにくい
  • 自宅でも手軽に白髪染めできる

デメリット

  • 色持ち期間は3週間程度とやや短い

 

ヘアカラートリートメント、カラーリンス、カラーシャンプー

ヘアカラートリートメントなどは、HC染料や塩基性染料、有機合成色素(タール色素)などの染料を、髪表面のキューティクルに付着させて白髪を目立たなくさせます。

 

有機合成色素のみを配合した製品もあるので、HC染料や塩基性染料でかぶれたことがある方の選択肢の1つにもなっています。


メリット

  • かぶれにくい
  • 髪にハリやコシ、ツヤが出る
  • 美容室での施術だけでなく、自宅でも手軽に白髪染めできる
  • シャンプー+リンス+トリートメントとシリーズで使える

デメリット

  • やや染まりにくい
  • 5~7日程度で色落ちするため頻繁に使う必要がある

 

ヘナ

ヘナとは、インドや北アフリカ原産の植物で、古くから染毛に使われてきた天然色素です。一般的にヘナと呼ぶ場合、ヘナが配合された白髪染めを言います。

 

ヘナの白髪染めを施術メニューとして取り入れている美容室も多くありますが、ドラッグストアや通販で購入し、自分で白髪を染めることもできます。

 

ただし、ヘナ100%ではなく化学染料を添加した製品もあるので、選ぶ際は成分を確認してください。

 

メリット

  • かぶれにくい
  • 髪にハリやコシ、ツヤが出る
  • 天然成分のみで白髪染めができる

デメリット

  • 白髪がオレンジ色に染色される
  • 染色までに時間がかかる(1~3時間程度)
  • ヘナ特有の植物臭がある
  • 色持ちは2週間程度とやや短い

 

パウダータイプ

パウダータイプの白髪染めは、一時的に白髪を隠すための製品です。
染料にはHC染料や塩基性染料、有機合成色素、天然色素などが使われます。

 

刷毛やパフ付きのファンデーションタイプや、ポンポン白髪にたたいて塗布する粉状タイプなどがあります。


メリット

  • かぶれにくい
  • 市販品の種類が多く手軽に使える
  • ピンポイントでも広範囲でも白髪を隠せる

デメリット

  • 塗布当日しか色持ちしない
  • 大量の汗や雨で流れ落ちることがある

 

スプレータイプ

スプレータイプの白髪染めも、一時的に白髪を隠すための製品です。染料には有機合成色素や天然成分を染料とした製品だけでなく、ジアミン系染料のパラアミノフェノールを含んだ製品があるので、選ぶ際は成分の確認をしてください。


メリット

  • ジアミン系染料不使用ならかぶれにくい
  • 広範囲の白髪を隠しやすい
  • 市販品の種類が多く手軽に使える

デメリット

  • ピンポイントや根元の白髪を隠しにくい
  • ケープやタオルで洋服を保護しないと付着することがある

 

マスカラタイプ

マスカラタイプの白髪染めは、一時的に白髪を隠す製品や、使い続けることで白髪表面に染料を固着させて染める製品などがあります。

 

染料にHC染料や塩基性染料、酸性染料などが用いられていれば、継続使用で徐々に白髪が染まります。


メリット

  • かぶれにくい
  • こめかみや生え際、分け目の白髪に塗りやすい
  • ピンポイントの白髪を徐々に染めることができる

デメリット

  • 酸化染毛剤ほどは染まらない
  • 肌に付着すると取れにくい
  • 大量の汗や雨で流れ落ちることがある

 

まとめ:どんな白髪染めでもかぶれのリスクはある

白髪染めでかぶれる原因の1つに、ジアミン系染料があります。ジアミンアレルギーと判明している方は、ジアミン系染料が入った白髪染めは二度と使えません。

 

ただし、美容室や市販品の白髪染めの中で、ジアミン系染料が含まれていない製品なら使える可能性があります。

 

注意点として、白髪染めにはジアミン系染料以外にも多くの成分が含まれているため、パッチテストを行ってかぶれないかを確認しましょう。

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